痩せにくい身体になる可能性

水は、人間の生命維持にとって重要な成分であり、身体の老廃物の排出のためにも重要な働きをするので、美容と健康のためには1日に最低1.5リットル以上の水を飲むべきだといわれています。

 
しかし、水を飲むべきタイミングを誤ると、痩せにくい身体になる可能性も指摘されています。

 

たとえば、食事直前や食事中、食事直後などに大量の水を飲むのはできるだけ控えるべきとされています。

 
食べ物は胃に運ばれると、胃の消化酵素(胃酸)によって分解され、その後、十二指腸へと送り出されます。

 
ところが、食事直前や食事中などに大量の水を飲んでしまうと、胃の中で食べ物を消化するために分泌された胃酸が薄くなってしまいます。

すると、胃の消化能力が低下してしまうため、消化に時間がかかるようになります。

 
また、低下してしまった胃酸の濃度を再び上昇させる必要があるため、通常よりも消化酵素の生産量を増やすことになってしまいます。

一方、人間の体内では、食物の消化に使われる酵素以外にも脂肪を燃焼してエネルギーに変換する代謝酵素などの様々な酵素が生産されています。

 
しかし、人間の酵素の生産能力には限界があるため、消化酵素が大量に生産されると、他の酵素の生産能力が低下してしまいます。

 
つまり、消化のために消化酵素が大量に分泌されると、それにともなって代謝酵素のつくられる量が減少するため、脂肪が燃焼しにくくなってしまうのです。

 

以上のように、食事中、食事直前、食事直後に大量の水を飲む行為は、ダイエットの大敵といえるので、食前30分前以降は水などの飲み物を控え、食後は消化活動が一段落する2時間後までは飲み物を控えることをオススメします。